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動物園だより

動物園だより : NO.182

ユーラシアカワウソがやって来た!!

写真は、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」でのユーラシアカワウソ(雌、愛称:ホシ)の様子です。(写真提供:ふくしま海洋科学館)

昨年11月に、ユーラシアカワウソ(雌、愛称:ユマ)が死亡しました。18歳で、国内で2番目に高齢の個体でした。死因は肝臓ガン。ユマの死亡以来、カワウソの展示場は空き家状態でした。
ユーラシアカワウソは、国際取引を規制する国際法「ワシントン条約」で最も厳しいランク・付属書Ⅰに挙げられている希少種です。動物園界でも、彼らの保全繁殖を考えて血統登録が実施されてきました。ユマが死亡したため、その後継者を国内血統登録担当者にお願いしていたところ、福島県にあるふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」に提供可能な個体がいるとの情報をいただきました。
「アクアマリンふくしま」では、「ホシ」と同腹で2頭の雄が生まれていました。今年の3月頃から飼育展示場が手狭になったのか、子供同士の闘争が見られるようになり、引き受け先を探していたとのことでした。 当園としても、過去の飼育経験・技術が生かせる思い、早速、「アクアマリンふくしま」と調整しました。そして、4月28日に来宮することになりました。来園する個体の愛称は、「ホシ」で2014年6月2日生まれの雌です。  既に「アクアマリンふくしま」で出園検疫(健康診断)が終わっていますので、来園翌日の4月29日から一般公開します。「ホシ」には、少しづつでも宮崎の環境に馴れてもらい、二世誕生に向けてお婿さん探しも頑張りたいと思っています。
飼育課:黒木

平成27年4月28日