北海道の旭山動物園から新しいチンパンジーが仲間入り

2025年10月25日、チンパンジーのユズ（♀15歳）が北海道の旭山動物園に旅立ちました。そして11月10日、旭山動物園から2頭のメスのチンパンジーが来園しました。イブは34歳、今まで4頭の出産経験があります。ニナは12歳、旭山動物園生まれです。

動物園は、希少な動物を絶やさず増やしていくために、世界中の動物園や水族館同士で動物を無償で、貸したり借りたりするブリーディングローンという制度をつくり、協力して種の保存を実行しています。 希少な動物は、個人や動物園・水族館の持ち物ではなく、世界共通の財産であるという考えに基づいています。

野生のチンパンジーは絶滅が心配されています。ひとつの動物園だけで繁殖を進めて行くと血縁関係が偏ってしまいます。

イブとニナは慣れない環境ではじめは、食欲があまりなく心配しましたが、今は食欲良好です。

今後は、ケンタ（♂34歳）とイブ、ニナで群れ作りを進めていきます。ケンタとイブ、ニナはたして仲良くなれるか…今後このブログでお伝えします。　つづく

ニナ