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コフラミンゴのヒナが11年ぶりに誕生!

8月12日、コフラミンゴのヒナが2014年以来、11年ぶりに誕生しました。当園で4例目の繁殖となります。

今年6月下旬に京都市動物園からコフラミンゴ4羽が仲間入りしたばかり。これがいい刺激になったのか、フラミンゴたちの求愛行動が盛んになり、7月16日に産卵、抱卵26日目の8月11日に嘴打ち(ヒナが卵の内側から殻を割る)を確認、翌8月12日にふ化しました。

フラミンゴの子育ては独特で、オスもメスも「そのう(嗉嚢)」から分泌される真っ赤な「フラミンゴミルク」を口移しで与えて育てます。今回の母親にとっては11年ぶり、父親にとっては初めての子育てになりますが、協力しながら子育てに奮闘しています。

ヒナはふ化翌日には立ち上がり、5日目には巣を離れて周りを歩き回るようになりました。ヒナのフワフワの綿羽は1ヶ月もすると徐々にしっかりとした羽に生え変わっていき、3か月ほどで親と同じくらいの大きさになります。

親と同じピンク色になるには4~5年かかりますが、担当者はヒナが日々成長し、様変わりしていく様子を驚きと喜びの中、楽しんで見守っています。

皆様もぜひ一緒に成長を見守ってくださいね。

8月11日 嘴打ち
鳴き声が聞こえます。
8月13日(1日目)
羽の下からヒナが顔を出しています。
8月20日(8日目)
両親に見守られ、片足立ちしています。

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